体の不調から癌発覚まで【10】大事な時に・・・
こんにちは。
りり子です。
この記事は
体の不調を感じ始めてから、
癌とわかるまでを綴ってまいります。
当時の記憶と、家族とのメールのやり取りや自身で書き記した記録をもとに、書いております。
つまり、過去のお話です。
↓前回の記事はこちら↓
nyankoromaru1201.hatenablog.com
【10】大事な時に・・・(癌発覚まであと11か月)
子宮体癌検査を受けてから約四か月後のある日、
地方から叔母夫婦が我が家へ遊びに来ました。
東京へ来るときはいつも我が家に泊まってもらっています。
一日目、私の母が空港へ迎えに行き、その足で軽く観光。
二日目、私が浅草の方へ観光案内。
三日目、早めのフライトの為、観光なしで空港へ。そこで買い物、みんなで食事。
という予定でした。
一日目、母と共に観光を終え、我が家へ到着した叔母夫婦。
少し休んでもらってから皆で食事会をして、それはそれは楽しい時間となりました。
そんな楽しい食事会の翌朝。
平日だったので主人は仕事へ。
主人を送り出してから私は再びベッドへ戻りもう少しだけ眠ることにしました。
(この頃、主人は仕事が忙しくかなり早い時間に家を出ていました。)
しばらくして、目が覚めると同時にめまいが起きました。
”朝からめまいなんて初めてだなぁ。”
めまいが落ち着いてから体を起こすと、
サーーーーーーーーーッ
と血の気が引く感じ。
意識は失わなかったものの、一瞬目の前が真っ白に。
”病院へ運ばれた時と同じ感じだ!!!”
起こした体をまた、そっとベッドに戻しました。
実は数日前からまた不正出血が起きていましたが、以前に起きた大量出血ではなく、少量の出血が見られる程度でした。
ただ、このめまいと血の気の引く感じ。。。
”また、凄い出血が起きるかもしれない”
一気に不安になりました。
おまけに今日は叔母夫婦を浅草観光に連れて行ってあげる日。
こんな状態では浅草でぶっ倒れる確率は天気予報が当たるより高いでしょう。
ということで、ベッドの中から叔母に電話。(同じ家の中にいるんですけどね)
「おばちゃん、ごめん。貧血が起きてしまったようだよ。今すぐ起き上がれないから、もう少ししてから起きるからね。リビングでゆっくりしててね。」
そう伝えると、叔母は
「大丈夫?私たちのことは気にしないで。寝てて大丈夫よ。」
と言ってくれました。
それから一時間ほどしてから起き上がってみると、ドッと血が出る感覚。
やっぱりか~と思いつつ出血が収まるまでトイレにこもりました。
前回の大量出血ほどではないが、普通の生理時の出血に比べると明らかに多い。
30分ほどで出血量が落ち着いてきたので、トイレから出てリビングで韓国ドラマを堪能している叔母に事情を説明。
急いで朝食の支度をしながら、今日の予定をどうするか考えました。
(叔母が「私が朝食用意するよ」と言ってくれたのに”叔母と言えどもお客さんにそんな事はさせられない”というクソ真面目人間りり子が発動)
”一緒に浅草に行って、万が一倒れると叔母夫婦に迷惑を掛けてしまう。。。
さて、どうしたものか。。。”
続きは次回に。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。
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