体の不調から癌発覚まで【11】おとなしくなった子宮
こんにちは。
りり子です。
この記事は
体の不調を感じ始めてから、
癌とわかるまでを綴ってまいります。
当時の記憶と、家族とのメールのやり取りや自身で書き記した記録をもとに、書いております。
つまり、過去のお話です。
↓前回の記事はこちら↓
nyankoromaru1201.hatenablog.com
【11】おとなしくなった子宮
(癌発覚まであと11か月)
こんなフラフラな状態で一緒に浅草には行けない。。
ということで、地方から来た叔母夫婦に最寄駅から浅草までの乗り換え案内を手書きし、それを託して二人で浅草観光に行ってもらうことにしました。
無謀かとも思ったのですが、私が一緒に行って面倒なことになるよりは、よっぽど安心だと判断しました。
それに叔母は東京の地理は全くもってわかっておりませんが、叔父は頭が良くて機転が利くので大丈夫かな、と。
「大丈夫!私らには口が付いてるんだから、迷ったら聞いて教えてもらうよ!」
そう言ってくれて私も安心して二人を送り出し、再びベッドにもぐりこみました。
少し眠ったところで、またドッと出るタイプの出血の感覚。
急いでトイレへ。
ぶっ倒れて連絡がつかなくなる可能性もありうるので、仕事中の夫に現状をメールしておきました。
しばらくトイレにこもりましたが、前回ほどの大量出血にはならずトイレから出ることができました。
(と言ってもやはりレバーのような塊が出たり、結構な量の血が出ました。)
その後は出血も落ち着いており、ゆっくりと過ごすことができました。
そして、割と早く叔母夫婦が帰ってきました。
私のことを気にかけて早々に帰ってきてくれてたんだと思います。
せっかく東京へ来たのにこんな事になってしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
叔母夫婦は、私が大好きなお菓子の期間限定品をお土産に買ってきてくれました。
新宿で見つけて、買ってきたそうです。泣
その後も大量の出血は起きず、翌日は無事に叔母夫婦をお見送りすることができました。
今回の出血はそれほど大事に至らず済みましたが、なんてタイミングの悪さ。
自分の体を恨みました。
この日から次に起きる大量出血まで(約10ヶ月後に起きるのですが。)私の子宮は割とおとなしくしてくれていました。
とは言っても大量出血こそないものの、相変わらず生理の二週間ほど前になると、一日に3度くらい10分程度の下腹部痛に襲われました。これがまたどんどん痛みがひどくなっていました。痛すぎてとても立っていられないほど。
車の運転をしているときに痛くなると、痛くて安全に運転ができなくなるので車を路肩に寄せて痛みが引くまで待つ。
買い物中に痛くなると、カートを邪魔にならなそうな所に置き、ベンチまで何とか歩いて休憩。外出先で痛くなると、痛みと不安で変な汗が出てきました。
(大体の買い物は、大量出血事件があってから夫が一緒に行ってくれていましたが。)
生理が来たら来たで生理痛はひどく、薬がないと耐えられない痛みでした。
そんな中、大量出血がしばらく起きていないので「もう大丈夫かな?」と思い、私はアルバイトを始めることにしたのです。
無謀かとも思いましたが、なかなか子供もできないし専業主婦を卒業したかった。。。
続きは次回に。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。
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