子なしでもいいじゃないか(子宮体癌)

31歳で子宮体癌と告げられました。子なし夫婦の日常。

一緒に癌告知を受けた夫の気持ち

 

今日は朝から雨降りで、家の中もじっとり。

猫も大人しく、眠そうにしています。

 

 

以前のブログで、一緒に癌の告知を受けた時の

夫の気持ちをインタビュー形式でまとめたものがありますので、

今回はそちらをアップします。

ほんの5つの質問だけですが、宜しければご覧下さい。

そして最後に、我が子を諦めた私達夫婦の今の思いをまとめます。

 

 

  

当日、病院までの道のりや待ち時間はどんな気持ちだった?

→癌だと信じていなっかったので、特に何も考えていなかった。

でも、診察室に呼ばれるまでの待ち時間は正直生きた心地はしなかった。

そんなはずない、と思いながらも診断を聞くまでは不安だったんだと思う。

 

 

主治医から「子宮体がん」であると告知を受けた時、どうだった?

→頭が真っ白になった。

人一倍健康には気を遣っているりり子が、この歳で癌になるなんて信じられなかった。

横で取り乱すりり子を見て、自分は冷静でいなきゃいけないと思った。

 

 

子宮や卵巣の摘出は免れない状況に、夫として正直どんなことを思った?

→命が助かるのであれば、摘出に対しての抵抗は感じなかった。

 

 

子供や今後の結婚生活について思うこと、考えたことは?

→子供がもてない事より、女性として子供を産めない体になってしまうことが辛かった。

もっと早く子供を授けさせてあげられればよかったと申し訳ない気持ち。

子供が産めないから結婚生活をやめるとか、そういう考えになったことはない。

 

 

将来への不安(再発や余命など)は感じなかった?

→感じなかった。治る、大丈夫としか思ってなかった。

根拠はないけど治るという自信しかなかった。

 

…ということでした。

夫は基本的に穏やかでおおらかな性格の人です。

夫の当時の気持ちを聞いて、妻の私が言うのもなんですが、優男ですね。

あまりにお手本のような答えを言ってくれるので、ただのノロケ記事のようになってしまったかもしれませんが、夫の気持ちを知ることができてよかったです。

 

 

 

子供を諦めた私達の今の思い

夫はもともと子供が欲しいという思いが私ほどは強くなく、

「自然にできればそれでいい。できなければそれはそれで二人の生活を楽しもう。」

このように考えていました。これは私の癌が発覚する前から夫が言っておりました。

私はというと、子供が好きということもあって我が子を待ち望んでいましたが、もし自然に授かることができなければそれはそれで二人の生活を楽しもうと思っておりました。つまり夫と意見はほぼ一致しておりました。

とはいっても、あと10年は自然妊娠の可能性もあると思っておりましたので、31歳にして子供を諦めるということは非常に受け入れがたい現実でした。

いまだに、友人や親戚の子供と会うと

「子供はいいなぁ。赤ちゃんほしいなぁ。」

と思ってしまいます。

しかし子供を諦めてもう2年以上経ち、夫婦二人の人生を受け入れられたのか、今の生活がとても幸せだと思えるようになってきました。

夫は「俺自身が子供みたいだから子供なんて育てられなかったかも。だからこれでよかったんだって思うんだよなぁ。」

なんて言っております。私のことを気遣って言っているのかもしれませんが、わざわざ心にもないことを言う様な人ではないと思っております。

 

グダグダと書いてしまいましたが

要するに”夫婦二人暮らしも最高だ”ということです。

 

夫は幼い頃に実母を乳がんで亡くしています。

お母さんの記憶はほどんどないそうです。

そんな夫のことを思うと、私まで早々に死ねません。

癌に打ち勝ち、願わくばあと30年は夫と共に過ごしたい、

なんて欲張りなことを考えております。

 

「毎日を大切に生き、一緒にいる人を大切にする」

病気をしてからこう思うようになりました。

気付くのが遅いかもしれませんが、気付けて良かったと思っています。

 

↑この姿、超理想。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

また次回も宜しくお願い致します。

 

 

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癌になった原因は?(癌発覚までのまとめ)

 

さて、前回まで【体の不調から癌発覚まで】を綴って参りましたが、今回は癌の告知を受けるまでに自分の身に起きたことを時系列でまとめてみます。

そして、自分がなぜ癌になったのか、癌発覚までの日常生活や出来事を振り返って考察してみようと思います。

 

まずは私のプロフィールからご覧頂いた方が宜しいかもしれません。↓

nyankoromaru1201.hatenablog.com

 

 

 目次

 

 

【癌発覚までの時系列】

2016年3月  下腹部痛(10分程の激痛、手術するまで続いた)

2016年3月  不正出血

2016年5月  漢方薬を飲み始める

2016年7月  祖母逝去、親族とのゴタゴタ

2017年5月  大量出血(1回目)

2017年7月  家購入

2017年11月 大量出血(2回目)

2017年1月  身内の事で悩み精神科に通う、抗うつ剤(少量)服用開始

2018年2月  漢方薬やめる

2018年9月  大量出血(3回目)

2018年10月 癌告知

 

 

【2016年以前からみられた不調】

・膣カンジダが治っては再発を10年近く繰り返していた

・いつからかは忘れてしまったが(癌告知を受ける2年程前だったかと思う)水のようなおりものがドッとでることがしばしば

・性行痛、出血

・疲れるとよく不正出血がみられた

・お尻の奥が痛くて座れない事が3〜6ヶ月に1回程度起きていた

・癌告知の5年前、片側卵巣の皮様嚢腫により手術歴あり(嚢腫だけを腹腔鏡手術にて除去)

 

思い出せる症状はこのくらいだったかと思います。

気になる事があれば都度、病院へ行き診てもらっていました。

 

 

【私の日常生活から癌の要因を考察】

性格

・真面目

・気にし過ぎる

・考え過ぎる

・神経質

・ショックな事があると落ち込み過ぎる

・無理してでも頑張る

・頼まれると断れない

 

性格は典型的な癌になりやすいタイプの人間ですね。

 

 

体型

身長   157cm

体重   20歳      42kg

      21〜24歳 42~49kg

      24〜26歳 42kg

      27〜31歳    40〜42kg

 ・血液型   B型

 

基本的に幼い頃から痩せ型です。(親譲り)

21歳頃少し太り始め49kgまで増えましたが、食生活を改善することにより以前の体重まで少しずつ減量しました。

精神的ストレスがあると拒食気味になる為、すぐに痩せます。結婚した頃くらいから様々な心的ストレスが多く、酷いと40kg前後を行き来していました。(“結婚した頃”と書きましたが、ストレスの原因は夫ではありませんので誤解されませんよう)

子宮体癌の原因に肥満も関係している様ですが、私は寧ろ痩せ型です。

 

 

食生活

・好き嫌いはほぼなし

・一日三食

・結婚前→昼はコンビニおにぎり、夜は仕事帰りに弁当を買って食べる事がほとんど

・結婚後→毎日自炊、弁当持参、

・夕食時はサラダ,味噌汁は欠かさない

・出来るだけ肉食の翌日は魚食

・3時のおやつも欠かさない

・ジャンクフードは月に1回程度

・夫がスナック菓子が好きな影響もあり週に1,2回は食べていた

・揚げ物はあまり食べない

・焼肉はカルビが好き(脂好き)

 

言うほど酷い食生活ではない気がします。特に結婚してからは夫の健康も気遣い始めたので、割と健康的な食生活をしていたかと思います。

欧米(洋)食が多いと子宮体癌のリスクも増えるという情報を目にした事がありますが、決して欧米(洋)食に偏っていたとは思えません。

 

 

日常生活

・平均睡眠時間 結婚前4時間程度

        結婚後5時間程度

・運動     特になし

・酒      飲めない

・たばこ    吸わない(父親はヘビースモーカーだった)

 

明らかに睡眠は不足していました。働いている頃は毎日眠かったです。

飲酒に関しては、友人や職場の方とお酒を飲む事もありましたが、一杯飲みきれないくらい弱いです。

たばこも吸いません。試しに吸ってみた事もありましたが、私には合わなかったです。父親はヘビースモーカーでしたので、副流煙の中で元気に育ちました。

 

 

精神的ストレス

結婚した頃くらいから親族間でのゴタゴタに悩まされ、食事も喉を通らなくなることが度々ありました。

それに加えて嘔吐恐怖症もあった為、冬場になるとノロウイルスが怖くて外出や外食もあまりせず。ノロウイルスに感染したらどうしようと毎日考え込み、頭がおかしくなりそうな時期もありました。

このような事の積み重ねにより、精神的な辛さを感じ始めて精神科へ通うことになったのです。結果、嘔吐恐怖症と軽いパニック障害との診断でした。

 

 

【考えられる癌の原因】

ここまで何が子宮体癌の要因となった書き出してみましたが、主に2つあるのではないかと思いました。

1、漢方薬の服用による女性ホルモンの増加

2、ストレス

以下はあくまで私独自の考えです。

まず、漢方薬そのものが癌のきっかけになったわけでは無いと思っています。

ではなぜ?

子宮体癌エストロゲン(女性ホルモン)の長期的刺激により発生する場合があると言われています。私の場合、元々少なかった女性ホルモンを漢方の力により増やすことができましたが、その増えた状態が長期的に続いたことが悪い刺激となったのではないかと思っています。

そして性格的に物事に過敏に反応してしまう、気にしてしまうが故、そのストレスが癌への起爆剤となってしまった。

要は、女性ホルモンが増えている間に度重なるストレスが更なる刺激となり癌化したのではないかと。

 

医学を学んだ方がもしこれを読まれる事があったら、「そんなのあり得ないよ〜」と言われてしまうのかもしれませんが、思い当たることを突き詰めていくと私はこのような考えに至りました。

結局のところ、「これが原因です!」と証明できるものがのないので、誰にもわからない事なのですが。

 

 

 

【最後に】

癌を経験した私から言えることは、

  • 何事もテキトーで、無理をしない!
  • 出来るだけバランスよく食べる!
  • よく動き、よく寝る!
  • 考え過ぎない、気にし過ぎない!

 

簡単そうで意外と難しいんですよね。

でも、心掛け一つで健康を維持できるかもしれないのです。

 

 

私の経験がどなたかのお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願い致します。

 

 

 

↓まとまりのない個人的なおススメ↓

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【健康】

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体の不調から癌発覚まで【終】癌の告知

 

こんにちは。

りり子です。

 

この記事は

体の不調を感じ始めてから

癌とわかるまでを綴ってまいります。

 

当時の記憶と、家族とのメールのやり取りや自身で書き記した記録をもとに、書いております。

つまり、過去のお話です。

 

↓前回の記事はこちら↓ 

nyankoromaru1201.hatenablog.com

 

【終】癌の告知

 

 

点滴をしつつ1時間半ほど待った頃、夫が病院に到着。

 

「お待たせ!!大丈夫か?歩けるか?」

夫の登場に思わず再び泣きそうに。

 

涙を堪え、付き添ってくれていた看護師さんにお礼を伝え、家路につきました。

 

 

これだけ当時のことをまだしっかり覚えているのに、その後のことがほとんど思い出せません。

覚えているのは、

「こんだけご飯もしっかり食べられるんだもん!癌なわけない!」

「お腹痛い…。こんなに痛いのはやっぱり癌なのかな。癌だったらどうしよう。」

毎日毎日この感情の繰り返し。

とにかく「癌」という言葉に心が振り回されてました。

f:id:nyankoromaru1201:20210530161507p:plain

そして1週間後、結果報告の日。

 

 

夫と共に車で病院へ向かいました。

もう車に乗っている時から、恐怖と緊張で手が震えていました。

 

 

待合室に着き、呼ばれるのを待っている間が生き地獄のよう。

 

私はまだ生きられるのか、

それとも間も無く死ぬのか。

 

生きた心地がしないとは正にこのことか。

緊張で手足がぶるぶると震え、何回も何回も深呼吸を繰り返しました。

 

 

「りり子さん、一番診察室へどうぞ〜」

 

名前を呼ばれた瞬間、

心臓がキューーーーーーっと締め付けられる感じがしました。

 

 

夫と共に病室に入ると、

先生は怖いくらいの真顔でした。

椅子に腰掛け、先生からの言葉を待ちます。

 

「結果なんですが…。子宮体癌ですね。」

 

「…………そうですか。。」

 

沈黙

 

「私、癌なんですか?」

 

そう改めて聞くと、

先生が黙って頷きました。

 

「ぅ、、ぅあ゛ーーーーーーーーん!!!」

ショックというか、感情が壊れたというか。

号泣してしまいました。

 

先生は黙っています。

夫は黙って俯きながら私の背中をさすっています。

看護師さんがティッシュを持って走ってきます。

 

 

泣きながら夫に

「ごめんね。」

と伝えると、

夫は「イイんだよ、イイんだよ、」

と言いながら私の背中をさすり続けました。

 

 

「お子さんは産めなくなってしまいますが、今は里親制度もありますし…」

と、真顔だった先生は眉を八の字にし、泣いている私を宥め、フォローしようとしているようでした。

私の涙が落ち着くまで、先生も看護師さんも夫も黙って待っていてくれました。

皆んなかける言葉も無かったのでしょう。

そりゃそうだと思います。

 

涙がようやく落ち着いた頃、先生が詳しい内容を説明をして下さいました。

以下、箇条書きにします。

・癌の種類は、扁平上皮化性 類内膜腺癌

・悪性度の低いグレード1(G1)

・恐らくステージ2くらい(手術してみなければわからない)

・手術後、肉眼では見えない取りきれなかった癌をやっつける目的で、抗癌剤治療を勧める

・手術の内容としては、両側卵巣、卵管、子宮、大網を切除、骨盤内リンパ節郭清

 

また、後日CT検査を行い、他の臓器に転移がないか見てみましょうとの事でした。

 

セカンドオピニオンで、他の病院へご相談に行かれても構いませんからね。ただ、出来るだけ早く手術した方がいいので、手術日だけは確保しておきたいと思うのですが宜しいですか?」

 

先生はこのように気遣いながらお話しして下さり、その一言一言は非常に思いやりがあり、信頼できる方だと改めて感じました。

 

先生のお言葉通り、手術日を約1ヶ月後に確保して頂きました。

 

そんなこんなで癌の告知を受け、抜け殻のようになった私と夫はトボトボと病室をあとにしました。

 

さっきまで普通の主婦だったのに、今は癌患者。

もう夫との子供は見られない事が確定。

いつまで生きられるのか。

 

 

 

こうして、癌患者としての日々がスタートしました。

 

 

 

「体の不調から癌発覚まで」はここで終わりです。

次回、「体の不調から癌発覚まで」のまとめ、考察を記事にしてから、

次に子宮体癌、闘病編】を始めたいと思います。

 

  

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

次回も宜しくお願い致します。

 

 

↓↓治療中役立ったもの↓↓

(できるだけ安価なものを選んで使っていました。ご参考まで。)

 

脱毛してからはこちらのケア帽子をいつも被っていました。

価格も安いので洗い替えで複数枚所持しておりました。

 

入院の際はいつもこの泡洗顔を持参しておりました。これなら泡立て不要なので点滴していても片手で洗顔できました。(ズボラなので今でも詰め替えを購入して使っています。笑)

 

骨盤内リンパ節郭清をしてからは、下半身も泡のみで洗っています。乾燥・傷・感染症予防の為にもボディタオルの使用は週一にしています。因みに現在こちらを使用しています↓。

 

 

個人的におススメ品

我が家の風呂場ではこれを使っています。

石鹸がドロドロにならないし見た目もスッキリ。

 

 

 

【断捨離】②紙袋、書類

 

 コツコツと断捨離を継続しております。

 

 

 不要になった洋服がなくなり、スッキリしたといえばスッキリしたのですが、他にも断捨離すべきものがまだまだあるのです。

 

先日は、長年見て見ぬふりをしてきたあるものに着手しようと重い腰をあげました。

 

それは紙袋です。

それはもう凄い量でして。自分は紙袋コレクターなのかと思うほど。

いつか使うだろうと取っておいたものが溜まりに溜まり、使われることなく息をひそめておりました。

 

 

紙袋は雑紙をまとめて捨てるときや、何かをおすそ分けをする際などにに必要になるため、全てを捨てるわけにはいきません。

必要な分として手元に10枚ほど残し、あとは資源回収の日に出すことにしました。

資源に出すにあたって、持ち手がプラや綿の紐だったり、金属がついている部分は全て除去しました。(←これがすごく時間がかかった・・・)

 

 

しかし捨てられないし、普段使いもしないのに捨てられない紙袋があるのです。

それはブランド品のショッパーバッグです。

普段使いするにはいやらしいけれど、作りがしっかりしたものばかり。

これが捨てられない原因です。

フリマアプリで売ってみることも考えましたが、ブランドが統一されていない事と、大きさもまちまちな為売れる気がしません。送料を考慮するとそれなりの金額になってしまいますので、そこまでお金を出して買って下さる方はいないのではないかと。

結局ブランド品のショッパーバッグだけ取り残される形になりましたが、紙袋の山を片付けることはできました。

 

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次は、溜めに溜めた書類の処理に着手しました。

何の書類かと言いますと、昔買った家電の説明書や保証書、携帯電話の契約書、当て逃げにあった時の弁護士さんからの報告書、保険の契約内容確認書、案内書、年金定期便、8年分の社員住所録、中学生の時のテストの一部(←なぜ?)などなど。

どれもシュレッダーにかけなければ捨てられないものばかり。それも溜まってしまった要因のひとつな気がします。

 

 

さて、これらを切り刻まなければならないのですが我が家にはシュレッダーがありませんでした。今まではハサミでこつこつ細かく切る作業をしておりましたが、これでは終わりが見えません。

ということで、手動ですが無印良品さんのシュレッダーAmazonで購入してみました。

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ハンドルを回すと切り刻まれる簡単なものですが、お値段も安いことと、使わないときは場所を取らないし、見た目もシンプルです。

一度に処理できる枚数はコピー用紙二枚分(つまりA4を縦二つ折りがギリギリ)、またはハガキ一枚分ほどです。

よって大量の書類を処理するとなると、とても時間がかかるかと思いますが、今回の書類さえ処理してしまえば今後は都度切り刻めば済むことです。

 

 

シュレッダーが届いてから私はひたすらハンドルを回し続けました。

2日かけ、個人情報を守りつつ、理科のテストを世間様にさらすこともなく、何とか大量の書類を処分することができました。

 

 

ところがどっこい。

だいぶ家の中がスッキリして断捨離も終わりかなと思っていた矢先、ここへ来てさらに荷物が増えてしまったのです。

 

というのは、最近母親も断捨離をしており、私が幼稚園や小学校の頃に作った作品や道具、ノートなど数々の思い出の品を引き渡されたのです。

これがまた長さ70センチ幅40センチほどのまあまあ大きい衣装ケースにぎっちり詰まっておりまして。それが2ケース。

 

 

しばらくは思い出に浸ってしまい、作業にならないことが容易に想像できます。

 

これは相当時間がかかりそうです・・・。

 私の断捨離はまだ終わりそうにありません・・・。

 

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

次回も宜しくお願い致します。

 

 

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体の不調から癌発覚まで【15】癌かもしれない

 

こんにちは。

りり子です。

 

この記事は

体の不調を感じ始めてから

癌とわかるまでを綴ってまいります。

 

当時の記憶と、家族とのメールのやり取りや自身で書き記した記録をもとに、書いております。

つまり、過去のお話です。

 

↓前回の記事はこちら↓ 

nyankoromaru1201.hatenablog.com

 

 

【15】癌かもしれない(癌発覚まであと1週間)

 

 診察室へ戻ると、先生が改めて説明をしてくれました。

 

先ほど取ったエコー写真を指しながら、

先生「この辺りが白くなってます。検査結果が出るまではっきりしたことは申し上げられないですけど、恐らく位置からして子宮頸癌ではないかと思われます。検査部にお願いして、急いで結果を出してもらうことにしますね。あと、今から血液検査もしてみましょう。結果が出るまで一時間ほどお待ちください。」

 

そう言われて診察室をあとにしました。

別階にある採血室に向かいながら”私、癌かもしれないのかぁ”とは思ったものの、この時は特にショックはありませんでした。

というか、全く実感がなかったです。

出血はすごいけど動けるし、ご飯も良く食べられる。そんな私が癌なわけない。そんな風にも思っていました。

 

 

午後の診療も終わりに近づいている時間なので、この時間から採血をするのは私くらい。

待ち時間もなくすんなり採血をすませ、婦人科へまた戻りました。

 

 

もう婦人科の午後の診察を待つ人は誰一人おらず、私ひとりソファーに腰掛け、ひたすら時間が過ぎるのを待ちました。

貧血と待ち疲れ、検査疲れもあり、体はだるくてぐったり。

 

途中、看護師さんが心配して「診察室内にあるベッドで横になりますか?」と声を掛けてくれましたが「ありがとうございます、大丈夫です」と何故か遠慮して断ってしましました。

 

そして丁度一時間ほど待った頃、診察室に呼ばれました。

 

先生「血液検査の結果が出ましたけど、ひどい貧血ですよ。今日は鉄剤を点滴してから帰りましょう。錠剤の鉄剤も出しておくので、明日から飲んでくださいね。細胞の検査結果は、私からお願いして大至急出してもらいますので、一週間後にまた来てください。」

 

「来週は家族と来た方がいいですか?」

 

先生「そうですね・・・。」

「わかりました。」

 

先生「今日はどうやってここまで来ましたか?一人で帰れますか?」

「自分で車を運転してきました。車なので、一人で帰れます。」

そう答えたところ、先生と看護師さんから

「危ないからどなたかに迎えに来てもらった方がいい!」

と説得され、夫に電話をすることにしました。

 

ベッドに横になり、鉄剤の点滴をしてもらいながら夫の携帯に電話してみましたがなかなか出ません。仕方なく会社に電話をかけ、夫を呼び出してもらうことに。

 

「ごめんね、打ち合わせ中だったよ。どうした?大丈夫か?」

状況を説明したところ、すぐに仕事を切り上げて迎えに来てくれるとのこと。

 

電話を切ってから急激に悲しみがこみ上げ、涙が止まらなくなりました。

”本当に癌だったらどうしよう。”

さっきまであまり実感がなかったのに、急に不安感に襲われました。

泣いている私に気づいた看護師さんがティッシュを持ってきてくれ、黙ってずっと背中をさすってくれました。

 

この時の気持ちや状況を思い出すと今も泣けてきます。

今日はこの辺で。

続きは次回に。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

次回も宜しくお願い致します。

 

 

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体の不調から癌発覚まで【14】痛すぎる!拷問再び。

 

こんにちは。

りり子です。

 

この記事は

体の不調を感じ始めてから

癌とわかるまでを綴ってまいります。

 

当時の記憶と、家族とのメールのやり取りや自身で書き記した記録をもとに、書いております。

つまり、過去のお話です。

 

↓前回の記事はこちら↓ 

nyankoromaru1201.hatenablog.com

 

 

 

【14】痛すぎる!拷問再び。

(癌発覚まであと1か月)

 

 

 4時間近く待ち、ようやく呼ばれました。

 

担当は優しそうな女性の先生でした。

先生に、今までに起きた大量出血のことや今日までの経緯を全て説明しました。

 

先生「内診してみましょう」

 

ということで診察台へ。

内診台・検診台のイラスト

 

先生が子宮を診てみると、

先生「血がまだ溜まってますね。溜まっている血を取り除きますね。」

と言ってまずは血を取り除く作業が始まりました。

カーテン越しに作業しているため、イマイチどのような作業をしているのかはわかりませんでした。想像するに、脱脂綿で何回も吸い取って除去していたのではないかと思います。

 

ある程度血が取り除けたら、今度はカメラで子宮内を診てみることに。

 

先生「・・・」

「・・・」

「んー・・・、これは良くないかもしれない」

先生がそう言うまで大して時間はかかりませんでした。

 

「え!?!?!?」

 

一緒にモニターが見えるようカーテンを開け、先生がモニターの角度を調整してくれました。

 

先生「この辺り、白くなっているでしょう?検査してみなければわからないけれど、癌の可能性もありますね。。正常な部分はこのように黒いんです。」

と言って、モニターに映る子宮内部の白くなっている箇所を指して教えてくれました。モニターには、黒い(正常な)部分より白い部分の方が広く見えます。

 

「そうなんですか...」

状況がイマイチ飲み込めない。

一年ちょっと前に癌検査した時は何も言われなかったし、この一年の間に急激に癌ができたの??と。

 

少し話が前後してしまいますが、ずっと漢方を処方してもらっていたクリニック(癌検査もしてもらった)は、8か月ほど前に通うのを辞めていました。

というのも、女性ホルモンの値も正常値まで改善し、子宮も綺麗なので妊娠希望なら今がベストタイミング。妊娠に積極的なのであれば不妊治療に力を入れている病院に通ってくださいと言われたのです。

それからは自然に妊娠すればいいなぁと思っていたので、不妊治療の為の通院もしておりませんでした。

 

 

”あの時、子宮は綺麗って言われたのになぁ...”

 この数か月の間に私の体の中では一体どんなことが起きていたのでしょうか。

 

先生「子宮頸がんと体癌の検査をしておきましょうね。」

 

 

あの滅茶苦茶痛い体癌検査をまたやるのかと思うと、気が滅入りました。

 

 

先生「気になるところの細胞をしっかり取るので、痛いと思うけれど頑張って下さいね。」

 

 

とまぁ、先生が前置きしてくれましたが

お言葉通り、これがすこぶる痛いんです。

前回の体癌検査より、より広範囲で念入りに細胞を取っているようで思わず痛みで声が出てしまいます。

「い・・・い・・・いたぃいいいいいいいいいいい・・・」

「まだ・・まだ終わりませんかぁあああああ・・・」

 

先生「もう少しだから、頑張って」

 

看護師さんも一緒に

「頑張ってね、もう少し頑張ってね」と応援してくれます。

 

 

 これは新手の拷問だ。

時間にしてみれば数分の出来事だったのかもしれませんが、ものすごく長く感じました。

 

 

検査が終わり、診察台から降りた時は貧血と痛みとでフラフラ。

診察室に戻ると先生から改めて説明をしてくれました。

 

 

続きは次回に。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

次回も宜しくお願い致します。

 

 

↓↓治療中役立ったもの↓↓

(できるだけ安価なものを選んで使っていました。ご参考まで。)

 

脱毛してからはこちらのケア帽子をいつも被っていました。

価格も安いので洗い替えで複数枚所持しておりました。

 

入院の際はいつもこの泡洗顔を持参しておりました。これなら泡立て不要なので点滴していても片手で洗顔できました。(ズボラなので今でも詰め替えを購入して使っています。笑)

 

骨盤内リンパ節郭清をしてからは、下半身も泡のみで洗っています。乾燥・傷・感染症予防の為にもボディタオルの使用は週一にしています。因みに現在こちらを使用しています↓。

 

 

個人的におススメ品

我が家の風呂場ではこれを使っています。

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【断捨離】①服(BOKKOFF様様)

 

 

ここのところ、コツコツと断捨離をしています。

 

 

二人暮らしですし、そんなに物が多い家ではないと思っているのですが、

改めてクローゼットの中の見直しをしてみることにしました。

服の整理のイラスト(大人)

まずは最近着なくなった服(私の物だけ)を整理。

服は衣替えの度にちょこちょこ整理しているので、そこまで多くないだろうと思っていました。

 

 

が、よくよく考えながら選別していくと

【着そうで着ない服】

が30着以上ありました。

きっとこれらの服はもう日の目を見ることはないでしょう。

 

ということでまとめて売ることにしました。

売ると言ってもお金になるような服は無いと思っていたので、全て値段がつかなくともそのまま引き取って頂き、リサイクルしてもらうつもりでした。

かなり大きめのショッパーバッグ3袋分になった服を車に積み、リサイクルショップへ。

 

 

まずはトレファクスタイルさんに持っていくことに。

 

主治医より重いものはできるだけ持たないようにと言われているので(骨盤内リンパ節郭清をしている為)、2回に分けて店内へ運びました。

 

10分ほどで査定が終わり、

案の定、全て値段が付かないとのこと。

それは想定内でしたので構わなかったのですが、全て値段が付かない場合はお引き取り出来かねますとのこと。

 

 

そう言われちゃあ持ち帰るしか選択肢は無いので、また2回に分けて車へ運ぶことに…

 

 

もう同じ過ちを繰り返すまいと、値段の付かない服も引取ってくれるお店は無いのか車の中で調べてみました。

 

すると、BOOKOFFさんは全て値段が付かない服でも引き取ってくれるようです。

ということで次はBOOKOFFさんへ持っていくことにしました。

 

私が行ったBOOKOFFさんではカートが用意してありましたが、そんな事もつゆ知らず。

ここでも2回に分けて店内へ運びました。

(次回からは先ずカートを借りてから運ぼうと思います。)

 

 

混み合っている為、査定が完了するまで数時間かかるとの事。査定当日でなくても、1週間以内に清算に来れば構わないそうなので、後日再訪することにしました。

 

 

そして3日後。

BOOKOFFさんに精算の為、向かいました。

 

 

すると、

1円×6点=6円

30円×5点=150円

合計 156円

という査定結果でした。

 

いやいやいや、最初のお店では全て0円でしたので、まさか100円以上の値がつくとはビックリでした。

 

値段がつかなかったものも、全てBOOKOFFさんに引き取って頂きました。

ありがたや~

 

 

これでスッキリ。

また不要な物が出た場合には、BOOKOFFさんに持ち込もうと思います。

 

 

ちなみに、服を売って得たお金を使って欲しかった文庫本(320円)を買いました。

 

 

...ん?これはまんまとBOOKOFFさんの策略にハマっているのか?

それに断捨離してるのに本を増やしてしまった。。。

 

いやいや、クローゼットはとてもスッキリしたので、これで良いのです。

 いいよね?

 

引き続き断捨離頑張ります。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

次回も宜しくお願い致します。

 

 

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