体の不調から癌発覚まで【4】血の海地獄
こんにちは。
りり子です。
この記事は
体の不調を感じ始めてから、
癌とわかるまでを綴ってまいります。
当時の記憶と、家族とのメールのやり取りや自身で書き記した記録をもとに、書いております。
つまり、過去のお話です。
↓前回の記事はこちら↓
nyankoromaru1201.hatenablog.com
【4】血の海地獄(癌発覚まであと1年4か月)
※タイトルからお察し頂けるかとは思いますが、今回の内容はグロテスクな表現を多用しておりますので苦手な方はブラウザバックされることをお勧め致します。
漢方薬を毎食前に飲み、毎朝基礎体温を計り続けて1年ほど経った頃、
女性ホルモンの値もだんだん良くなってきていました。
しかし謎な下腹部痛は相変わらずでした。
そんなある日の夜、私はシャワーを浴びていました。
ふと足元に目をやると血が滲んでいました。
「おや、生理が来たな。」
そう思って特に気にしませんでした。
そして体をゴシゴシ洗っていると、
血の勢いがポタポタからビチャビチャへと変わりました。
そうこうしているうちに直径6cmほどのレバーのような塊が落ちました。
そして血が途切れることなくビチャビチャと流れ続けるのです。
「これは普通の生理とは違うな。なんかやばいかも。」
そう思い、急いでシャワーで体を洗い流し、タオルで体を拭きトイレへ直行。
その間も血が流れ出ているため浴室は血まみれ。
浴室からトイレまでの間はタオルを股間にあてがい小走り。
一見滑稽ですが内心は「やばい」でいっぱい。
急いで便座に腰掛けると、便器に溜まった水に血やレバーのような塊がビチャビチャと落ちる音。
しかし、5分か10分ほどすると出血の勢いが収まってきました。
少し気持ちも落ち着いてきたところで、
主人が風呂からなかなか出てこない私を案じて浴室へ行ってしまいそうな気がしてきました。
浴室は殺人現場のごとく血まみれです。
事情を説明するためにトイレからリビングにいる主人を大声で呼び、浴室が殺人現場のような状況になってしまっていることを伝えました。そしてトイレから出たら綺麗に洗い流すからと。
そう伝えた直後、血とレバー大放出の第二幕が切って落とされました。
これぞほんとの出血大サービス。
いよいよ身の危険を感じてきた私は夫に現状を伝え、救急に電話をしてもらうことに。
するとすぐ救急車が来てくれる事になりました。
この間私はずっと裸で頭にタオルをターバンのように巻いたまま便座に鎮座。(韻踏んでみました)
何回か流したがすぐに便器の中は血の海地獄。
失血死するんじゃないかと思い始めていました。
今回はこの辺にしておきましょう。
なかなか気持ち悪い内容になってしまい申し訳ありません。
続きは次回に。
ただ、次回も割と気持ち悪い内容になるかと思います。
悪しからず。。。
最後までお読み頂きありがとうございました。
↓↓治療中役立ったもの↓↓
(できるだけ安価なものを選んで使っていました。ご参考まで。)
脱毛してからはこちらのケア帽子をいつも被っていました。
価格も安いので洗い替えで複数枚所持しておりました。
入院の際はいつもこの泡洗顔を持参しておりました。これなら泡立て不要なので点滴していても片手で洗顔できました。(ズボラなので今でも詰め替えを購入して使っています。笑)
個人的におススメ品
我が家の風呂場ではこれを使っています。
石鹸がドロドロにならないし見た目もスッキリ。
体の不調から癌発覚まで【3】女性ホルモンと基礎体温
こんにちは。
りり子です。
この記事は体の不調を感じ始めてから、
癌とわかるまでを綴ってまいります。
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つまり、過去のお話です。
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nyankoromaru1201.hatenablog.com
【3】女性ホルモンと基礎体温(癌発覚まであと2年4か月)
数日後、前回受けた血液検査の結果を聞きにクリニックへ。
医師「女性ホルモンより、男性ホルモンの値の方が高くなっているね。妊娠希望ならホルモンの値を正常に近づけないといけない。この漢方薬をこのまま続けましょう。そして排卵しているか確認するためにも、これからは基礎体温表を付けて毎回診察の時に見せてね。」
とのこと。
そして別室にて基礎体温の計り方、基礎体温表の書き方など看護師さんが指導してくださいました。
ということで翌日から、”毎朝目が覚めたらすぐ体温を測る”という私にとってはめちゃくちゃ面倒くさいミッションが課せられたのです。
でも、それも自身の体の為、将来子供を授かる為。。
非常に面倒くさがりな私ですが、クソ真面目な性格でもあるので、
毎日欠かさず計りました。(たまーーーに寝坊して計らなかったことも...)
実際に一か月、基礎体温の計測を続けた結果...
基礎体温表を見てみると、
通常は「排卵日」と「生理」を境に
「高温期」と「低温期」に分かれるはずが、
私の場合高低差のない体温であることがわかりました。
一か月程度では処方された漢方もまだ力を発揮していなかったようです。
(ゆっくり効き始めるのが漢方薬!!)
まぁそれはいいのですが、処方された漢方薬の副作用なのかお腹が緩くなることが度々ありました。
ということで医師に相談し、別の漢方薬に変更してもらうことになりました。
こうして私はこの漢方薬+基礎体温の(ダブル面倒くさ)セットを二年ほど続けることになるのです。
ちなみに飲んでいた漢方薬は、朝昼晩の食前にお湯に溶かして茶のごとく服用するものでした。(しかもクソマズ)
つづきは次回に。(次は一気に一年後に飛ぶよ!)
次回予告
「血の海地獄で救急車出動」
絶対見てくれよな!
いや、グロテスクな表現が苦手な方はお控えください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。
↓↓治療中役立ったもの↓↓
(できるだけ安価なものを選んで使っていました。ご参考まで。)
脱毛してからはこちらのケア帽子をいつも被っていました。
価格も安いので洗い替えで複数枚所持しておりました。
入院の際はいつもこの泡洗顔を持参しておりました。これなら泡立て不要なので点滴していても片手で洗顔できました。(ズボラなので今でも詰め替えを購入して使っています。笑)
個人的におススメ品
我が家の風呂場ではこれを使っています。
石鹸がドロドロにならないし見た目もスッキリ。
体の不調から癌発覚まで【2】漢方薬が頼みの綱
こんにちは。
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nyankoromaru1201.hatenablog.com
【2】漢方薬が頼みの綱(癌発覚まであと2年5か月)
※以下より、お食事中にはそぐわない表現が繰り返されますのでご注意ください。
さて、嘔吐恐怖症である私はピルの服用に二の足を踏んでおりました。
「これを飲んで気持ち悪くなったらどうしよう。吐いたらどうしよう。」
頭の中がこればっかりでした。
この”嘔吐恐怖症”をご存じない方は
この感情がまったくもって理解しがたいと思いますが、
嘔吐恐怖症者の嘔吐に対する感情を超絶簡単に表すと
<<< 嘔吐=死 >>>
なんです。(もしかしたら同じ恐怖症でも感じ方が違う方もいらっしゃるかもしれませんが。)
よって、自ら死ぬような真似は怖すぎてできないのです。
そこで、母親や自治体の医療に関する窓口に相談してみました。
すると、両者とも
「漢方ではどうだろうか。」
という意見をくれました。
それがあったか!!!!
ということで早速、漢方に強い婦人科を探し始めました。
そして、自宅からそう遠くない場所に良さそうなクリニックを見つけたのでそこを受診することに。
医師は70歳前後と思われる男性。
不正出血・下腹部痛・妊娠希望・ピルは飲めないから漢方薬希望。
この旨を伝え、内診・エコー・血液検査を行いました。
医師曰く
「このような場合はピルよりも漢方で治すのが一番!」
とのこと。
そしてひとまず子宮や卵巣に特に問題は見られないとのことで、漢方薬を処方してもらいました。
血液検査の結果は後日になるので、一週間後にまた受診することに。
続きは次回に。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。
↓↓治療中役立ったもの↓↓
(できるだけ安価なものを選んで使っていました。ご参考まで。)
脱毛してからはこちらのケア帽子をいつも被っていました。
価格も安いので洗い替えで複数枚所持しておりました。
入院の際はいつもこの泡洗顔を持参しておりました。これなら泡立て不要なので点滴していても片手で洗顔できました。(ズボラなので今でも詰め替えを購入して使っています。笑)
個人的におススメ品
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体の不調から癌発覚まで【1】不正出血と下腹部痛
こんにちは。
りり子です。
さて、本日からの記事は
体の不調を感じ始めてから、
癌とわかるまでを綴ってまいります。
当時の記憶と、家族とのメールのやり取りや自身で書き記した記録をもとに、書いてまいります。
つまり、過去のお話です。
【1】不正出血と下腹部痛(癌発覚まであと2年7か月)
私はだいたい生理の周期は30日前後で来ておりました。
ただ、免疫が落ちたり精神的なストレスが多かったりすると不正出血を起こすこともしばしば。
なので、一時的な不正出血であれば特に気にしていなかったです。
ただ、この頃には不正出血とともに下腹部痛も気になっていました。
この下腹部痛というのがまた謎な現象でした。
というのも、立っているのも辛いくらいの下腹部痛が10分ほど続くのですが、10分程度過ぎるとケロッと治ります。
思い起こすと、生理が来る1~2週間くらい前に起きていました。
この不正出血と下腹部痛のコンビネーションが気になり始めたことと、当時は妊娠を希望していたので婦人科で診てもらうことにしました。
近所の婦人科でエコーと内診にて診てもらった結果、
特に問題はないとのことで、不正出血を止める為にピルを処方されました。
しかし私はこのピルを飲むことを躊躇したのです。
なぜならそのピルの副作用の中に「吐き気・嘔吐」
という文言が入っていたからです。
というのも私は極度の嘔吐恐怖症でした。
(↑このような嘔吐している絵すら見るの辛かった。)
このピルを飲まずして、不正出血を抑え、且つ妊活をしたい。
そこであるものに頼ることにしてみました。
続きは次回に。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。
↓↓治療中役立ったもの↓↓
(できるだけ安価なものを選んで使っていました。ご参考まで。)
脱毛してからはこちらのケア帽子をいつも被っていました。
価格も安いので洗い替えで複数枚所持しておりました。
入院の際はいつもこの泡洗顔を持参しておりました。これなら泡立て不要なので点滴していても片手で洗顔できました。(ズボラなので今でも詰め替えを購入して使っています。笑)
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石鹸がドロドロにならないし見た目もスッキリ。
自己紹介
はじめまして。
りり子と申します。
以前アメブロにて少し記事を投稿しておりましたが、
今後はこちらにて更新してまいります。
はじめましての方も、もしかたしたらはじめましてじゃない方も
どうぞ宜しくお願い致します
初回記事ということで自己紹介を。
【年齢】30代前半(2021/4/17現在)
【家族構成】夫+私+猫
【趣味】映画鑑賞(特にサスペンス、サイコパス、ファミリー系が好き)
音楽(主に洋楽、EDM)※パリピじゃないよ
お絵かき
ゲーム(パズル、RPG、特にドラクエが好き)
面白グッズ集め(変な被り物や、愉快なおもちゃ)
【人生歴】20歳 社会人(OL)になった
25歳 結婚
28歳 退職
31歳 子宮体癌発覚
現在、専業主婦
(癌が見つかるまではまぁまぁ平凡な人生)
.
【性格】真面目、おっちょこちょい、変なところ神経質
【苦手】九九の七の段と八の段、虫、嘔吐
【癌】子宮体癌(類内膜腺癌ステージ3b期,G1)
・卵巣と直腸に転移あり。
・開腹手術にて子宮・両側卵巣・大網切除、骨盤内リンパ節郭清。
・化学療法(AP療法)6クール完遂。
非常に簡単ですが、こんなところですかね。
そしてこのブログについてですが、
主に【闘病記】と【子なし夫婦の日常】を綴って参ります。
癌経験の有無、単身者既婚者、子あり子なし関係なく、いろんな方に見て頂けるブログにできればなぁと思っております。子育て世代なのに子供がいない夫婦生活とはどんなものか、のぞき見する感覚で御覧頂ければと思います。
なお、身バレを回避するため具体的な日時や登場人物などを少し事実と変えて書く場合があります。ただ、私の身に起きたことは事実のみを書いてまいりますので、ご理解頂けますと幸いです。
それでは何卒、宜しくお願い致します。