子なしでもいいじゃないか(子宮体癌)

31歳で子宮体癌と告げられました。子なし夫婦の日常。

体の不調から癌発覚まで【12】一蘭と悪夢再再来

 

こんにちは。

りり子です。

 

この記事は

体の不調を感じ始めてから

癌とわかるまでを綴ってまいります。

 

当時の記憶と、家族とのメールのやり取りや自身で書き記した記録をもとに、書いております。

つまり、過去のお話です。

 

↓前回の記事はこちら↓ 

nyankoromaru1201.hatenablog.com

 

【12】一蘭と悪夢再再来

(癌発覚まであと1か月)

 

 大量出血もしばらく起きていない、ということで久々にアルバイトを始めました。

 

意外と力作業も多い接客業でしたが、お陰で体力も付き、久しぶりにお給料も貰えて充実した日々を過ごしておりました。

 

職場の人間関係にも大変恵まれており、働ける素晴らしさを久々に感じることができました。

 

 

ある日、仕事で疲れ、お夕食の支度がどうしても面倒になりました。

まだ会社から帰っていない夫に

「今日、一蘭(ラーメン屋さん)に行かない?」

とメール。

 

夫は一蘭が大好きです。私も大好き!

思った通り

「いいね!いこういこう!」

と返事が来ました。

 

お夕食の支度もサボれるし、大好きな一蘭が食べられるなんて~♪

ウキウキで夫の帰りを待ちました。

 

我が家の近くには一蘭はないので、いつも車で行きます。

夫が帰ってきてから、私の運転で一蘭へ向かいました。

 

車中ではお互いの仕事の話や、久々の一蘭への思いを語りました。

そんなハッピーな空気しかない中、私にだけ一気に不穏な空気が流れました。

 

あと5分で着くぞ、という時にドッと出血する感じが。

 

運転しながら「ヤバい!」という思いと共に変な汗が出ます。

 

夫に

「こんな時にごめん。またすごい出血し始めてるかも。このままじゃ一蘭行けないかも。」

 

 

「え!?ただの生理じゃない??きっと大丈夫だよ。運転代わるよ!」

 

そう言ってくれましたが、残念なことに出血してる感じが明らかに生理の出血ぽくないのです。

もう少しで着く距離でしたので、取り急ぎそのまま私が運転して一蘭へ向かいました。

 

 

無事、駐車場に到着。

あまり人目に付かないような端に駐車し、急いで後部座席に移動。

血が染みていないか、運転席のシートをすぐ確認。セーフ。

後部座席の窓をサンシェードで覆い、常に持ち歩いている過多月経用のナプキンを後部座席で素早く装着。

車の中でこんなことする羽目になるなんて。

 

 

この状態では落ち着いてラーメンなんて食べられる気がしません。

それに早く帰らないとこのナプキンでは間に合わないほど出血するかもしれません。

一蘭に着いたのに・・・ラーメンを食べずして帰ることにしました。

楽しみにしていた夫は少し残念そうにしておりましたが、

「またいつでも来れるから!」

と言って諦めてくれました。

2人してノリノリでここまで来たのに。

自分も残念でしたが、それよりも夫に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

 

運転を夫に交代してもらい、

ラーメン屋の駐車場にいるにも拘らず腹ペコの夫婦は何も食べずに家路につくことに。

あぁ・・・一蘭よ、さようなら・・・泣

  コロナが流行りだしてから、また行ってないなぁ。

 

続きは次回に。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

次回も宜しくお願い致します。

 

 

↓↓治療中役立ったもの↓↓

(できるだけ安価なものを選んで使っていました。ご参考まで。)

 

脱毛してからはこちらのケア帽子をいつも被っていました。

価格も安いので洗い替えで複数枚所持しておりました。

 

入院の際はいつもこの泡洗顔を持参しておりました。これなら泡立て不要なので点滴していても片手で洗顔できました。(ズボラなので今でも詰め替えを購入して使っています。笑)

 

骨盤内リンパ節郭清をしてからは、下半身も泡のみで洗っています。乾燥・傷・感染症予防の為にもボディタオルの使用は週一にしています。因みに現在こちらを使用しています↓。

 

 

個人的におススメ品

我が家の風呂場ではこれを使っています。

石鹸がドロドロにならないし見た目もスッキリ。